ピアノ

ピアノのレッスンについて

出来るようになって欲しいことは大きく3つです。

 

1.音楽についての知識を知り、楽譜が読めるようになること。テクニックを身に着け楽譜をピアノで弾けるようになること。アンサンブルが出来ること。音楽でコミュニケーションをとれるようになりましょう。

2.練習が出来るようになること。練習とは「出来るようになるにはどうしたらいいのか」を考え実行する事です。それから発表会など少し長い期間をかけて仕上げる計画力。小さな子供にはとても難しいことです。少しずつ出来るようになりましょう。

3.山あり谷あり。続けていると必ず谷がやってきます。やりたくないと思った時にどう自分の気持ちと向き合っていくのか、忙しい時にどう時間を見つけていくのか、自分との付き合い方を覚えること。

 

折角始めるピアノ。ぜひぜひ、楽しんで頂きたいと思っています。
また、楽しむためには「弾ける」ことが必要です。

すぐにかっこいい曲が弾けたり、知っている曲が弾ければ良いのですが、そう簡単にはいきません。やはり練習をすることが大事です。
幼稚園のお子さんなら「ちょうちょ」が弾ければ大満足。でも、そのまま何年かたって小学生になっても相変らず「ちょうちょ」で楽しめるでしょうか?精神年齢が上がると共に弾きたい曲も変わってきます。小学校になれば、ブルグミュラーの「アラベスク」「エリーゼのために」、「昔、学校ではやったわ」ってお母様も多いのではないでしょうか。そして中学生になるとショパンや豪華なピアノ曲が弾ける年齢になってきます。
年齢が上がれば弾きたい曲も難しくなっていくのですが、何もしないで弾けるようになっていくわけではありません。必要なのはレッスンでお勉強をすることと毎日の練習。
でも、ある程度の練習をきちんとやっていれば「必ず」弾けるようになります。

「せっかく習ったのに何にも弾かなかった」ではつまりません。どんどん弾きましょう。エリーゼのためにだって、子犬のワルツだって、知っている曲がどんどん弾ければ嬉しいですよね。もちろん有名な曲ばかりが良い曲ではありません。沢山の曲が「弾いて弾いて!」と待ってます。

ピアノを習う方にはいろんな方がいらっしゃいます。「練習しなくても、楽しく通えれば良い」「音符がちょっと読めれば」、どちらも考え方としておかしいものではありません。ただ私は「ピアノを楽しむためには弾けること」そのためには短い時間でもよいので「練習をすること」が絶対に必要だと思っています。ただ、そんなに構える必要はありません、最初は5分~10分もあれば終わる宿題です。「練習する力」がつけば自分で時間を延ばすことが出来ます。さあ、一緒にピアノの世界を楽しんでみませんか?

練習について

ピアノのレッスンには家での練習が必要です。
練習のやり方も覚えないといけません。
最初はレッスンの中でどうしたら出来るようになるのかを体験します。
それを家でもやってみるのがはじめのうちの練習です。

課題(出来るようになること)があり、それをどうやったら出来るようになるのかを考え、練習します。
その練習したものをチェックして、新しい課題をレッスンで見つけます。
最初は何が出来てないのかすらわからないことが多いです。さらに、どうしたら弾けるようになるのかもわかりません。
レッスンの中で少しずつ一緒に考えながら、自分で出来ることを増やしていきます。

課題を見つける→どうしたらよいのかを考え、練習する→出来ているかどうかチェックする→次の課題を見つける

この繰り返しが練習・ピアノのレッスンです。ただ単に時間や回数だけ弾くのではなく、考えて練習を計画的に出来るように。それが先生からの自立、レッスンをやめてからも楽しめる力へとつながります。

家での練習のもうひとつのポイントは「練習を習慣に出来るかどうか」です。
やる気があっても、生活リズムの中にうまく入れられないと、なかなか毎日練習することが出来ません。
すると、練習の力もつかず、成功体験を積むことも出来ません。
生活リズムのなかにピアノの練習を入れることはとても大事です

コンクール・各種検定試験について

コンクールやさまざまな検定試験。
参加には2つの目的があります。一つは刺激を受けチャレンジする経験、もう一つは音楽の基本をしっかり身に着けるという事です。

 

コンクールや試験が目標になり、またその会場でも他の人のピアノを聴くことが出来ます。
個人レッスンで欠けがちな刺激をたくさんもらえる場所です。
普段と違う目標を掲げて、その日に向けて計画を立て、考え、練習することも大きな経験となります。

努力をし、本番を迎える。良い結果が出れば、とてもよい自信のもとになります。

万が一、残念な結果でも、「何のために受けるのか」を良く考えていれば結果に振り回されることはありません。

長い人生うまくいくことばかりでもないです。結果に振り回されない強い心も育てていけたらよいですね。
考え経験したことは自信になり、次へつながります。

 

「音楽の基礎を身につける事」は普段のレッスンでももちろん出来ます。しかし、コンクールなどの機会はより「人の耳」を意識する時間になります。どう人に聴こえるかを考えながら、一曲と長く付き合い、深く掘り下げ、音楽的に高いレベルまで仕上げていくことが出来ます。普段のレッスンと何かに向けたレッスンが両方あることでより基本的なテクニックを身に着け、音楽的な弾き方が出来る「耳」を育てていくことがより可能になってくると思っています。

ピアノのレッスンでは一人一人とが長いお付き合いです。長い目で見て、今何が必要なのか、何をすればよいのか、その選択肢の一つとしてコンクール・検定試験を考えています。

コーチングを取り入れると?

自分で考え、行動する。
決めた目標に向かって、どんどん進んでいく力と自信をピアノを通して身につけてもらいたいと思っています。
そのために「コーチング」を取り入れています。
言われたことをそのままするのではなく、考えて行動をおこす。
そこに必要なのは、指示命令ではありません。
ポイントを抑えた質問をする事によって、考える事が出来ます。
自分の力で何が必要かを気付き、考え、それを行動に移すことが出来るようになります。

 

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