14 Feb 2017
リトミック研究センターはモンテッソーリ教育を取り入れてあり、リトミックだけでなく子供達の発達を促す活動が多く入っています。
その活動の一つが、はさみの使い方です。
はさみは、うっかりするとしっかり使い方を練習しないまま小学生になる事もあるようです。
(細かい作業も苦にならなくなるので、興味がある小さいうちに練習するのがお勧めです。)
そこで、私の教室では「はさみ」と「鉛筆」は正しく持って使えるようになって欲しいと思い、レッスンの中でこだわって練習しています。
もうすぐ年少さんの女の子の作品です。
上手でしょう?
これを切って繋げると、こんなに長くなりました。
この写真は折ったものを切るとどんな風になるのか実験中のもの。重ねた紙を切る練習でもあります。
少しずつ練習をしてかなり上手に切れるようになりました。
ここまで出来れば教材の中にある「クラフト」と呼んでいる切り紙もほとんど1人で出来ます。
手しか写っていませんが、この彼女は教室で初めてハサミを持ったのですよ!
その後「もう出来るんだ!」とお母様がご自宅にも良いハサミを揃えて下さいました。(切れないハサミは危ないです
本来、リトミックには、はさみを使ったりという活動はありません。
それに、一見音楽とは関係無さそうですが、実は、手の発達はピアノに直結です。
特に親指が自由に動かせるとかなり楽。ハサミも鉛筆も親指大事。
日常生活にもピアノにも一石二鳥なレッスンです!
主にステップ2(2歳児さん)ではさみが使えるようにしていきます。
その後に入会された方で気になる方はおたずね下さい。
これから教室を選ぶ方へ
念のためもう一度、リトミックでははさみは練習しません。
これは、リトミック研究センターの特徴です。
そして、私がとってもこだわって独自に発展させている部分でもありますので、はさみが気になって教室を選ぶ時にはご注意下さいね。