ピアノの教材にバスティンのパーティーシリーズを使用しています。

パーティーシリーズの間はテキスト1冊終わるごとにテストを受けられます。

その準備中、項目の多さに気が遠くなる・・・。

 

「こんなにたくさん練習出来ない」

「無理」

「やりたくない」

 

気持ちはわかる。一気に説明されたら頭がパンクするよね。大人でもあるのではないかなあ。

 

「一度にやらなくて良いから、まずは3つだけね」

 

と、とりあえず納得してもらいました。

 

沢山あるものを塊のまままとめて扱おうとすると「無理」と思うのは普通のことだと思います。それをほぐして、出来そうなところからやっていくうちに「出来るかも」と変わっていくのですよね。沢山そんな経験をするうちに「無理」と思わなくなり、自分で計画的に進めていけるようになっていきます。

ピアノの練習にとても必要な力です。そして、ピアノが弾けるようになる事以上の、価値のある力ではないかなあとも思っています。